Coffea & Barista は、住まいの間取りにカフェステーションを設けようというコンセプト。
さて、今回は地盤調査についてです。
エスプレッソホームでは、新築住宅の工法は、パナソニックと提携しまして、木と鉄の複合梁「テクノストラクチャー」という工法を採用しています。
詳しくはまたご紹介するとしまして、この工法は木と鉄を使ったハイブリットな工法で、それでも木造住宅の認定をうけてる唯一の工法なのです。
１棟１棟構造計算を行い、その耐震等級は最高ランクの３。
地震に強い住宅を作っています。
いくら住宅が地震に強くても、その家が建っている地面、地盤が弱かったら意味がありません。地震や長い年月をかけて沈下していく軟弱地盤の上に、強い家を建てても、万が一、家が傾いていく可能性だってあるんです。
このように、家と地盤は切っても切れない関係なんです。
どちらも大事です。
家を建てる前に、その敷地に建つ予定の家のカタチを地縄で張り、いくつかのポイントを専用の機械を使って地盤の強さを測量します。
一般的に戸建住宅用で使われる測量方法は、スウェーデン式サウンディング試験という方法です。
先端にスクリューのついたロッドと呼ばれる細長い棒を、地面に貫入させることにより測定します。
例え、表面的にだけ固いつくられた地盤があったとしても、その下やさらにその下にまでグイグイとロッドが周りながら地面に入っていき、その回転数や細かい数値によりこの地盤の強さを図ります。
数か所のポイントで図るのは、家の荷重が様々なのと、仮に固いと判断されても、万が一別の理由で固い（その場所にたまたまとても固い岩がある）などがあるためです。
現地調査も含め、あとは周辺の環境（もともと田んぼが多い土地、川が近い、山が近い）なども調査の一部としてます。
Coffea & Barista の家でも地盤調査を行いました。
調査自体は、通常半日で終わります。
その後、速報として２～３日で調査結果が出てきます。
「直接基礎」という判定がでれば、地盤改良なし。そのまま家を建てることができます。
「改良判定」であれば、この地盤を強くする工事が必要になってきます。
地盤改良の場合、地盤の軟弱度にもよりますが、数十万円～百数十万円かかる場合もあります。
当然、工期も伸びてきますし、改良の場合は家の建つ位置の重心がかかる数十カ所のポイントに杭を打っていきます。
直接基礎、の場合もその判定をした第三者機関から保証書が発行されます。
改良判定、の場合も、改良工事を行うことで、同じく保証書が発行されます。
新居を建てる上で、大きく金額が変わってくるのが、この地盤。
でも家を建てる上で重要なことがお分かりいただけたのではないかと思います。
さて、Coffea & Barista House では、直接基礎の判定でした！
いよいよ着工にむけて進んでいきます。
それではまた次回。