Coffea & Barista は、住まいの間取りにカフェステーションを設けようというブランド。
さて、台風や天気に左右されながらも、外まわりも工程は進んでいきます。外壁材を張っていき、今回のこのCoffea & Barista House では一部木を張っています。
そして内部はといいますと、床材を大工さんが張っていきます。
今回、選択したのは材木店ならではの無垢材です。
昔の家は無垢材が多かったのですが、メーカーの技術がとても進歩した現在では、見る機械も少なくなりました。
汚れや水弾き、キズの付きにくさなどを解消できたのは、やはりメーカーさんのフローリングではないでしょうか。
木目もリアルに再現され、かつ、メンテの良さや金額からするとやはりそういったフローリングが主流となります。
ですが、無垢材には無垢材の良さもあります。
もちろん、生の木みたいなものですから、経年による変化があるのは当然なのですけど。
1階は国産材の栗、2階は外材のブラックウォルナットを採用。
仕上がりが楽しみです。
同じく、材木店ならではというのが1枚木。
カフェステーションのカウンターは、ヨーロッパを目指しましたが、ここをエスプレッソホームならではの、カフェと材木の融合を実施。
市場で仕入れてきた銀杏(イチョウ)の1枚カウンターを使います。
お寿司屋さんなどでよくみるイチョウのカウンターですが、色は白く、日が経つにつれて少し黄色を得てきます。この状態から加工に出して、キレイに仕上げてくるのですが、塗装を悩むところです。
カウンターで使う場合、多少の水がこぼれても手入れができるようにウレタン塗装をする方法や、より自然に近い単純な塗装をする自然塗装をする方法。
利便性では、やはりウレタン塗装です。
風味を出すのであれば、自然塗装です。
「木」ですから、自然塗装の場合は、何かこぼして染みこみますし、汚れも付きやすいです。でも自分でヤスリで削ってまた塗ることもできます。
それができるのが、生木の良さでもあります。
さて、1階のカフェステーションでは、玄関框が取り付けられました。
広い玄関土間に、小さなカフェキッチンを作ります。コーヒーを飲む、友人と集う、お酒を飲む、という普段のLDKとは違った異空間を目指しています。
ほんの少しのスペースでこれを実現していくのが、エスプレッソホームの新しいご提案です。
R(アール)型に加工された框です。
思った以上にとても大変な作業でした。
大工さん、メーカーさん、ありがとうございました!
大工工事も終わりが近づいてきます。
お楽しみの内装仕上げに工程は移っていきますが、ここでエスプレッソホームが一押しする内装材、SOLIDO が登場します。
東京をはじめ、多くのカフェなどでも採用が決まり、海外にも今後渡っていく魅力ある商品ですね。
生産している北九州工場から、当社に入荷されました。
いよいよ内装です。