エスプレッソホームの新住宅ブランドCoffea & Barista(コフィア&バリスタ)。
Coffea & Barista は、住まいの間取りにカフェステーションを設けようというブランド。
このサイトでは、そんな Coffea & Barista のモデルとなる注文住宅が、たくさんの方々のご協力のもと、着工して完成するまでをお伝えしていきます。
いよいよ棟上げ(上棟)ですね。
Coffea & Barista House としては第1棟目の上棟となります。
住宅の規模や屋根、躯体の内容によっては、前の日から行う、前起こしを行うこともあります。天気の状況もありますし、できれば1日で終わるのが良いのですが、現場では様々なことがありますので、通常1日~2日という感じです。
棟上げのときは一層、この柱の木の色と、テクノビームの木と鉄の複合梁が青空に映えます。この写真では、赤いポストもいい感じにマッチしてますね。笑。
エスプレッソホームの家では、通し柱とよばれる1階から2階まで通す柱がありません。それにより1階の柱はすべて同じ寸法。そしてその上にテクノビームが設置されます。棟上げが早いのもこうした理由もありますし、ピン工法とよばれる木と木をつなげる強度もあり、かつ手早くできるという工法を使用しています。
柱をたてて、テクノビームがついていきます。その後、柱間に筋交いとよばれる斜めに木材が入ります。
二階についても、二階の床(合板)を張り、その上にまた柱をたて、テクノビームがついていきます。
順調に二階まで終わり、棟が上がるこの屋根組みには時間を要します。
屋根の形状やこの木材の組み方にもよりますが、ここはしっかりと時間をかけて棟上げ完了となります。
昔は棟上げのときには、餅まきが恒例の行事でした。
最近ではめったに見なくなった餅まきですが、やると楽しいですよね。
棟上げを終えた日から以降は、棟梁による大工工事がひたすら続いていきます。暑さ、寒さに現場で一番長くいる棟梁という存在はとても大きく、電気や水道、設備などの他職人さんたちも棟梁あっての新築工事と話していますね。
家づくりは、大工。
大工あっての家づくり。
私たちエスプレッソホームは、そんな大工と長く長くお付き合いをしてきて、材木を通じて関係を築いてきました。
家は、良い材料と、良い大工。
大工さんの高齢化が進み、若手が育たなくなっている昨今。小学生のなりたい職業No1だった大工さんが、いまでは下位になってしまいました。
それでも家は建っていきます。建築の面白さと、建築のすごさをもっともっと次の世代に伝えていくのも私たち建築屋としての責務ですね。
さて、大工工事は続きます。
Coffea & Barista House もその骨格が見えてきますね。