#012.Coffea & Barista_06

Coffea & Barista は、住まいの間取りにカフェステーションを設けようというブランド。

 

プレカット材テクノビームが現場納品されました。

 

大工工事が着工します。

 

 

土台敷きとよばれる工程からスタートします。

基礎にそって、おおきな桧の土台を組んでいきます。

プレカットであらかじめつなぎ手などは加工されておりますので、図面を確認しながら土台を設置。青と赤のチューブは、あらかじめ水道屋さんに入ってもらい、お湯と水の給水管になります。

基礎の立ち上がり間にたっている金物は、鋼製束とよばれるもの。

これで基礎立ち上がり間の飛んでいる部分に敷かれた土台を支えます。この空間は点検時に基礎下にもぐった際に移動ができたり、通気などの意味もあります。

 

桧の土台を敷き詰めたら、ピンク色の断熱材を碁盤の目のように敷き詰めていきます。基礎の通気は、この基礎立ち上がりと土台の間にキソパッキンと呼ばれる通気材を挟んでおきますので、基礎下がジメジメすることはありません。断熱材を床に敷き詰めたらその上に合板を並べていきます。

これで土台敷きは完了です。

 

あとは棟上げに備えて、材料の振り分けを行ったり、足場の設置を行います。

 

 

足場は敷地内に建物にそって組んでいきます。いわば大工さんやその他の職人さんたちの通路になるところです。

足場にも安全性の基準がもちろんあり、物の落下や作業中の人の落下を防ぐ細かい仕様があるんです。

単に敷地いっぱいに建物を建てるのではなく、こういった作業ができる足場のスペースも建築設計時に考えるのは必要なことになります。

 

家をたてる敷地、には、こうした色々な理由があって家の配置を考えなければいけません。土地を探す、この土地でいいのだろうか、こうしたご相談もエスプレッソホームではスタッフが応じますので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

どういった土地がいいのか、など勉強会も定期的に行っております。

 

さて、土台敷きが終わり、足場の設置が終わると、棟上げまで準備です。その物件で主となる大工さん、棟梁といいますが、棟梁が棟上げ時には応援の大工を集めます。その大工さんたち皆で、自分が棟梁のときの棟上げには集まる、助け合うのが大工さんの間ではあるんですね。